Ruby/Bfs User's Guide


1. これは何でしょう?

オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby の BeOS 向けの拡張ライブラリです.BeOS のファイルシステムである `bfs' の機能を,Ruby からクラスライブラリとして使うことができます.

具体的には,
  1. Attr ... 属性の読み書き
  2. Index ... インデックスの作成,削除
  3. Volume ... ボリューム
  4. Query ... クエリの実行
の 4 つのクラスを提供します.

2. 導入

既に Ruby のインストールは済んでいるものとし,BeOS の開発ツールもインストール済みであるとします.

  $ ruby extconf.rb
  $ make
  $ make site-install

でインストールできると思います.

  $ make clean

でオブジェクトファイル (*.o など) の削除,

  $ make distclean

で Makefile などの削除ができます.Makefile を作成する場合は,

  $ ruby extconf.rb

で作成できます.ドキュメントと,`bfs.rb' はインストールしても,しなくてもかまいません.`bfs.rb' は,

  $ cp bfs.rb /boot/home/config/lib/ruby/site_ruby/1.6

で,ドキュメントは,

  $ cp -r documentation/ruby-bfs /boot/home/config/documentation

でインストールできます.

関連リンク:
BeOS の開発ツール
ftp://ftp.be.com/pub/beos/BeOS5-DevTools.zip
Ruby
http://www.ruby-lang.org/
Ruby BeOS 向けパッチ
http://www.ruby-lang.org/en/raa-list.rhtml?name=i586-beos-socket

3. 使い方の簡単な説明

3.1. Volume クラスを使ってみる

3.2. Query クラスを使ってみる

3.3. Index クラスを使ってみる

3.4. Attr クラスを使ってみる


4. ちょっとだけ便利に使う

同梱の `bfs.rb' を使えば,ちょっとだけ便利に使うことができます.簡単な使い方は,`bfs.rb' を見てください.


5. 配布条件など


s_nojo@geocities.co.jp